売れる文章に、学校教育の知識はいらない

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売れる「ホームページのルール 7」
売れる文章に、学校教育の知識はいらない




前回は「文章を書く時に注意したいポイント」
 という事を、お話ししました。今回は内容をもう一歩進めて、


「売れる文章に、学校教育の知識はいらない!」というテーマで

 書いてみたいと思います。


 みなさんからのメールの中で一番多い質問。
 それが「文章の書き方について」なのです。


 「国語が苦手で、作文の時間が一番嫌いだったもので・・・」
 「もっと学生の頃に、文章の勉強をしておけば良かったと思います」


 このようなパターンの質問が実に多いのです。
 中には「句読点の打ち方について/主語と述語の関係は・・・」など、
 文章表現の技法的なものを質問してくる方もいらっしゃいます。

 さて、ここで私は声を大にして言いたい。



■「売れる文章に、学校教育の知識はいらない!」



 ふふふ。思いきって、言ってしまいましたが、これが私の本音です。
 学校の授業で教えてもらう「作文表現」の技術を、最初から勉強し直す
 必要はありません。


 みなさんは、毎日忙しく仕事をしている訳ですよね?
 毎日、あれもこれも、お客さんのクレームに答えて、発注して在庫を管理して、
 スタッフのミスを処理して(笑)

 そんな貴重な時間の中で「教科書をひとつひとつ勉強し直す」時間は、
 ないですよね?
 しかも、みなさんは、別に「プロのライター」になりたいわけでも、
 文章の専門家を、目指しているわけでもないと思います。

 ただ、自分で書いた文章を「ホームページ」に書いて、
 たくさんのお客さんに、自分の考えを伝えたい。
 そして喜んでもらいたい、そういう事ですよね?



■大切なことは「技法」ではなく「情報の質を高めること」です。


 みなさんがもっている「情報」を、よりたくさん用意してあげる。
 それを「読みやすいように」整理して、アレンジしてあげる。
 この「読みやすいように整理する」ことだけを大切に、
 後は情報の質(技法ではなく、質です!)高めていけば、大丈夫。

 例え、誤字脱字があろうが、学校の先生に「ここは文法的に誤ってますね。
 正しくは、~が適切です」と言われても(笑)関係ありません。
 本物の情報は、文章の誤りを越えて「必ず伝わり」ますよ。





■おもひで


 私は「進学塾の講師」を長年やっておりました。

 その中で「論文模試」を受験させた時の事です。
 教室で、生徒の答案用紙をまとめている時に、
 なんとなく、ある生徒の答案が目にとまり、
 読んでみたのですね。

 テーマは「趣味について」のような感じ(実はもっと複雑でしたが)で、
 自分の趣味の魅力を、他者に伝える内容でした。

 その生徒は「アニメが本当に好きで、気に入ったものはエンドロールに出てくる
 名前も全部覚えたい」というような事を書いていたんですね。
 かなりマニアック(笑)でも、具体的な名前も出てきて、かなり説得力がある。
 読んでいると「アニメも結構、おもしろそうだな、今度DVDレンタルで、
 借りてみようかな」という気さえ、してきます。
 生徒の情熱に、ついつい引き込まれてしまいました。

 私は「この文は、かなり高得点をもらえるだろうな」と思っていました。
 久し振りに、おもしろい文を読んだ、と思ったんですね。

 数週間後、結果が帰ってきました。
 データーを見ます。わりと平凡な点数です。あれ?
 赤ペンが入った答案用紙を見ます。


 理由がわかりました。簡単です。
「誤字・脱字が数ヶ所あり、大幅に減点されていた」
 のです。



■あなたなら、どう思いますか?



 私が「お客さん」なら、多少誤字脱字があっても、
 間違いなく「オモシロイ文章」を書いている人の所で商品を買います。

 「この人は、色々な情報を持っていそうだな。質問をしたら、すぐに答えて、
 くれそうだな」そんな楽しい気分になれそうな人のところから買います。
 例え、模試の成績が悪くても(笑)

 多くの人が「形式」重視の文章を、無意識のうちに書いています。
 「学校の試験」なら、それでも良かった。
 でも「売れる文章」としては・・・


 まずは「情報の質(内容)を高めること」です。
 表現技法ではなく「お客さんが読みたいこと」を、
 わかりやすく、ていねいに書いていくことです。

 人間は中身で勝負!というじゃないですか。
 文章だって同じですよ。
 中身で勝負なのです。
 国語の偏差値も、学生時代の思い出も、忘れて結構。
 今から実践を通して学んでいけば、いいですよ。


 楽しみながら、たくさん「良い情報」を提供してあげて下さい。
 その気持ちは、かならずお客さんに伝わりますよ。



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佐藤 隆弘 拝


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