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売れる広告・ホームページのルール 17
あなたの「マイナス」は、お客の「プラス」かもしれない。
■あなたの「マイナス」は、お客の「プラス」かもしれない
先日、久し振りに(なんと5年ぶり!)温泉に行きました。
その時の予約の電話を入れた時の話です。
直前に「温泉に行きたいね」という話になり、予約をとることにしました。
しかし、他の宿はすでに「予約で一杯」。
とりあえず、いくつか電話をしてみて、
まだ大丈夫な宿があれば、行こうと考えていた時の、会話です。
私達:「予約をお願いしたいのですが」
旅館:「はい。料金が◯◯円の、お部屋なら大丈夫です。ただ、この部屋は、
景色が良くないのです」
私達:「そんなに悪いのですか?」
旅館:「はい。窓が山側になるので、あまり良くありません。暗いです」
私達:「う~ん・・・(ゴソゴソ、と相談)いいです。お願いします」
旅館:「それから、お部屋が障子で区切る形になります。それでも大丈夫
ですか?」
私達:「障子で区切る? 壁がないということですか?」
旅館:「いえ、壁はありますが、入り口は障子で区切るようになります」
私達:「(なんだかよくわからないな??)はあ、それでいいです」
私達:「なんだか、暗い感じの人だったよ。大丈夫かな? しかも、
あんなにしつこく確認するということは、
本当に、最悪の部屋なんじゃないかな?」
「でも、他に宿もないしね・・・」
「まあ、いいか。駄目なら駄目で」
私達は、付近の観光を済ませて旅館に向かいました。
正直、宿の外観は「う~ん、まあ、こんな感じかな」という印象。
近所にある「新しい観光ホテル」と比べると、
見劣りがする感じですね。
中に入ります。
番頭さん:「こちらのお部屋になります」
私達:「あ、角部屋ですね。わー、風が気持ちいいですね」
番頭さん:「ええ、山の方から涼しい風が入ってくるんです」
私達:「はは、本当に入り口が障子ですね。でも、味があっていいですね」
番頭さん:「ありがとうございます」
私達:「水の音が聞こえてきて、気分がいいな」
「山の湧き水の音かな? 落ち着くね」
(風呂場にて)
「お湯もいいな。すごくリラックスする」
「さっき、入って来た地元の人に聞いたんだけど、ここは『源泉』に
一番近い宿なんだって。近くのホテルは『沸かし湯』らしいよ」
「そうなの?」
「そうそう。『こっちを選んで良かったわね』って、言われたよ」
(大広間にて)
「この魚、すごく新鮮で美味しい。岩魚だって」
「地元で採れる素材が、たくさんあって、美味しいよね」
【結論】
「すごく良かった!」
この会話を読んで、あなたはどう思いましたか?
■あなたが考える「マイナス」は、お客さんの「プラス」かもしれない
旅館の方が「マイナス」だと感じていることでも、
お客である私達には「プラス」であることもたくさんありますよね。
自分を過大評価してはいけませんが「自信」を捨てるのは、もっと
良くありません。
みなさんが「マイナス」と思っている(思い込んでいる?)中に、
新しい可能性があるかもしれません。
もしかすると、あなたが「ここが、ちょっとな。時代遅れかな」と、
感じているポイントが「落ちつけるし、心地よい」と、
感じる人が、いると思うのです。
みなさんが「ここは、自分たちの『売り』ではないな」と、
見過ごしている部分にこそ、
他のところにはない、魅力を醸し出しているかもしれないのです。
みなさんが「アピール」しようとしているポイントは、
もしかすると「ライバル会社と同じポイント」かも、しれません。
同じポイントの中で、優劣をつけようと考えても、
なかなか、大きく差をつけることは、難しいものです。
ぜひ、お客さんからアンケートを集めて、
どこか気に入ったのかを、聞いてみてください。
きっと、みなさん自身が「考えもしなかった」部分を、褒めてくださったり、
喜んで下さっているはずです。
大切なことは「ライバル会社と比較」して、
自分の価値を、決めてしまわないことです。
お客さんが「評価して下さった」内容で、自分たちの価値が決まるんですよ。

伝わる文章講座 Re:wordproject21
佐藤 隆弘 拝
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