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伝わる&売れる文章のルール伝わる&売れる文章のルール

ルール 1−2

覚えてもらえる広告&ホームページとは?

売れる文章講座

 「お客さんに覚えてもらえるホームページにしよう」前回のルールでは、こうお話ししました。では「お客さんに覚えてもらえるようになる」と具体的に、どのような事が起きるのでしょうか? 
 

嬉しい&熱いメッセージが届くようになる。

 
 こんな感じです。

■メルマガ拝見しました。あらためて文章を書くポイントに触れ、「そうだよなぁ~」と気づくことがたくさんあるメルマガですね。参考になります。ホームページの文章を、見直す機会が増えました。
 
■少し前から、佐藤さまのメルマガを楽しく拝見しています。発想の転換や、頭への刺激に、かなり活用させていただいています。
 
■貴誌を読ませていただいたのは、HPを利用してビジネスを立ち上げるときの文章にフォーカスしておられたコンセプトにひかれたからでした。HPはお客さんに喜んでもらえる場所と定義されていたのが印象に残りました。
 
■はじめまして!◯◯と申します。佐藤さんの文章の一ファンです!いつもメルマガで勉強させて頂いております。
 
■佐藤様は、どのようにメールマガジンの知識や、ノウハウそして、人を、引き付ける内容 クオリティーを、身に付けられたのでしょうか?素人の私には、感心させられっぱなしです。(中略)私も色々なメールマガジンを拝見しておりますが、佐藤様のメールマガジンは、文章の構成、説得力、があり伝えたい事がなんであるか、明確で、読みやすいです。
 
■毎号読ませていただいて、メルマガの内容がユニークで濃いなあとつくづく感心します。佐藤様の知識や教養の高さがにじみ出ています。また、継続してこのようなすばらしいメルマガを発行されるには日々、相当な努力と研究を積み重ねておられるのだと思います。
 
■ いつも佐藤様のメルマガを拝見しているのですが、世間や社会よりも一歩踏み込んだその理論にうならされております。内容の素晴らしさは今更私が触れるまでもないかとは思うのですが、スペースの位置、改行の仕方など、その読みやすさは大変参考にさせていただいております。
 
■佐藤様が前号でおっしゃっていたように、「コトバ」がいまいちわかっていなかったようです。本当に、難しいですよね。自分を出して、お客様に伝える、という単純なことなのに、ものすごい難しい。私自身も、自分の文章を見直しながら、よりよいものを作り上げようとはしていますが、なかなかうまくいかないです。 でも、あきらめずに!佐藤様のメルマガなどで勉強しながら、がんばっていきますので、よろしくお願いいたします!

 
などなど、嬉しいメッセージが届くようになります。中には「これは、褒め過ぎなのではないか?」と、いうようなものも多いですが(笑)それでも、読者の方に喜んでいただけるのは、とても嬉しいものです。頑張って製作して、よかったという気分になります。さて、ところであなたは・・・、
 

初めて訪問したホームページで、感想のメールを送ったことがありますか?

 
ホームページを設置する。
迷惑メールを気にしつつも思い切ってメールアドレスを公開。
 
「メッセージを送って下さい。なんでもお気軽に!」
 
どんなメッセージが届くかを楽しみにしながら、メールチェック。ところが届くのは「広告メール」ばかり。そのうち、ほったらかしに・・・。おそらく多くの方がこのパターンになってしまうのではないでしょうか?しかしこれは決して「あなたのサイトだけの出来事」ではありません。ある意味、当然の結果なのです。
 
なぜ「当然」なのかって? では、ちょっと考えてみて下さい。あなたは今までに「初めて訪問したサイトに、その場で感想のメールを送ったことがありますか?」たぶん、ほとんどないと思うのです。相手が、有名人であったり、以前から知っている人でもない限り、何度か訪問してみて良さそうなページ(会社)だと思ってから、初めてメッセージを送ると思うのです。ましてメールアドレスなどの個人情報のなどを提示する必要がある場合だと、慎重になるのも当然のことです。そうです、
 

 お客さんに「繰り返し来てもらえる=覚えてもらう」工夫がないと
 メッセージは、もらえないのです。

 
普段のあなた自身がそうであるように、お客さんは検索して表示されたホームページを、じっくり見るか見ないかを、数秒で判断して次のページへ移動してしまいます。さらに、毎日の新しいホームページが生まれていく現在では、たくさんの類似のページが増えていく一方ですから、一度素通りされてしまうと、次に訪問してもらえる確率はかなり低くなります。目にとめてもらって「またこよう」と思ってもらえる工夫がないと、あっという間に、たくさんのページの中に埋もれてしまうのです。
 
もちろん私自身も最初のころは、自己満足の広告やホームページを作ってしまい、結果が出せずに終わっていたことも事実です。でも、ありがたいことに試行錯誤を繰り返していくうちに「注文以外のメール」が届くようになってきました。ホームページやメルマガの感想から、今度、独立を目指しています!と目標を宣言する人、そして中には「弟子にして下さい」というような熱いメールも届いたりします。いやはや。(注・弟子入りするなら、私よりも優秀な人のところを選んだ方がいいと思いますよ)。
 
このようなメールが届くようになると、ふしぎなもので、ホームページ全体に活気が出てきます。お客さんのリクエストがきっかけで、新しい商品を開発することも出てきます。(※ちなみに、この『伝わる文章講座』は「広告文の作成で苦戦しています。文章の書き方について基本から勉強できる教材は、ありませんか?」という、お客さんからのメールがキッカケで生まれたのです)それでは、どのようにすれば「何度も繰り返し見てもらえるページ」に育っていくのでしょうか? 色々な工夫と方法があると思いますが、文章講座という視点から、私自身が実行しているヒントをひとつアドバイスしましょう。
 

定期的な「情報発信」をしよう。

 
良い情報が豊富にあるところに、お客さんは集まってきます。まず私達が目指すのは、
 

 「〇〇の情報については、ここに見にくればいい」

 
というような、圧倒的な情報量を準備することです。テーマは「狭い分野」でも構いませんまずは「一点集中」で、徹底的に情報を提供してください。「ここには参考になる情報がたくさんあるな。あとでゆっくり見ておこう」一度、そんな風に覚えてもらえれば最初のステップはクリアです。お客さんは、あなたを「〇〇の専門家」として見てくれるようになります。そして、色々な質問をしてくれるようになるのです。
 
他の会社がこのような広告・ホームページを製作しているから。このようなニュースレターを、配布しているから、で判断してはいけません。ひとつ視点を上げて「お客さんに、資料として活用してもらえる情報」を整理し、収集し「繰り返し訪問するのが楽しみになるような」情報を充実させることを考えてみてください。本物の「情報」には、本物の「お客さん」が集まってくれますよ!
 

 

伝わる文章講座 佐藤 隆弘 拝


 
リニューアルの追伸:
本文中に「弟子入りを希望する人がいる」という部分があるけれど、近年では、商工会議所からの依頼で経営者のみなさんの前で講義をしたり、大学生のサークルから依頼を受けて公演を行ったりするようになった。就職活動中の学生から「インターン希望」というような形で技術を学びたいと連絡がきたりもする。これからも「この人に教えてもらいたい」と思っていただけるように、現状で満足せず学び続けていきたいと考えているし、そのように考えることで、さらに成長できるのではないかと考えている。※佐藤への公演依頼はこちらのページからご相談ください。問い合わせ

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